不登校・引きこもり専門の塾『家庭塾のミライ』では、
高卒認定の取得をひとつのゴールにしています。
高卒認定は、文部科学省が実施している試験で、れっきとした国家試験となります。
試験は年に2回行われます(8月と11月)。
受験資格は、高卒認定を受験する年度の3月31日までに満16歳になる人です。つまり高校1年生と同じ年齢以上の人が対象となります。
中学を卒業して高校に進学しなかった方はもちろん、
高校を中退した方、現在不登校の方や、外国籍の方でも受験できます。
高卒認定に合格すると、高校卒業と同じように大学・専門学校への進学、就職、高卒以上が必要な資格試験の受験ができるようになります。
昔は”大検”と呼ばれていた制度なのですが、聞こえに比べてそんなに難しくはありません。
中3~高1レベルの学力があれば大丈夫です。
しかも、16歳から受けることができて、
合格すれば高校卒業程度の学力基準とみなされ、
大学入試や国家資格への挑戦が可能となります。
つまりは、
高校3年間通わずにショートカットできるというもの。
かつて私も高校不登校なりに、
むりやり言っていた時期もあるので、
これをその当時知っていれば、、と思います。
その通り、
非常に認知度が低く、また専門的に指導してくれるところもあまりないのが実情ですが、
全部で8科目あり、
なんと数科目ずつ受けることができます。
しかも一回受かった科目は、ずっとその権利が残ります。
つまり、
少しづつ勉強していきながら8科目取ればよいのです。
高卒認定の合格点は、おおよそ40点前後です。
文部科学省は合格最低点を公表していませんが、これまでの傾向を見ると38点~45点が合格の境目であると言えます。
半分(50点)を取れるようにすれば、確実に合格点を越えることができます。
40%というと低いように感じるかもしれませんが、これは全科目を合格した人の割合です。
つまり、「令和2年度に受験をして、全科目合格した人が約40%であった」という数字です。
一方、1科目でも合格した人は約90%です。
このことから、高卒認定の難しさの1つが「科目の多さ」であることが見えると思います。
高卒認定の合格の秘訣は、効率の良い学習と言えるかもしれません。
不登校・ひきこもりの子にとって、
これはとんでもない自信につながります。
学校の教科学習が必要か?
と、言われればたしかに疑問の部分も大いにあります。
ミライでもコミュニケーション学習、
オーナーシップ学習、
お金の教育など、
5教科以外の『生きる力』の学習を、
かなり推奨しています。
が、やはり親御さん含めて、
世の中の基準値を抑えた
という事は、
とても大きな自信になります。
この自信を土台に、
さらに自分に向いた道を目指していけるのが理想だと思っています。
高校中退でもいつでも挑戦は可能です。
一緒に、人生を変えてみませんか?
家庭塾のミライ
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