【 子ども達が見ている日本の未来 】

【 子ども達が見ている日本の未来 】

いま不登校の子ども達やご家庭への課題に取り組んでいますが、 そもそもの問題は、 この、 ”日本の未来はどうなるのか?” という疑問から始まりました。 たしかに生活や物は、 はるかに豊かになってきましたが、 少子高齢化や、 税金、物価高、環境問題、アレルギー、健康寿命、災害、 などなど、 様々な問題が浮き上がっていて、 正直、 将来のイメージが明るい人は、 そんなにいないのではないだろうかと感じてしまいます。 ただ、 これは私個人の感覚なのですが、 日本の未来に関して、 このようなイメージをもっていて、...
【 子ども達が見ている日本の未来 】

【 過保護の本当の意味とは 】

過保護、と聞くと、 過剰にものを買い与えたり、 世話を焼いたり、 というのを連想すると思います。 ただ、 それは本当の過保護ではありません。 過保護とは、 『親が自分で欲しているものを、 子どもの必要性とは無関係に与えること』 で、 子育てはこどもがあくまで主体であって、 親の愛情というものは、 それに対してどう感じて、 どう応えるか? なのだが、 相手の気持ちや欲求をくみ取る感性が、 鈍い人ほど過保護になりやすい。 たしかに0歳~1歳半までのころは、 無条件に子どもの要求に、 最大限に感じて、応答するのが最良だ。...
【 子どもを問題にするだけでは終わらない 】

【 子どもを問題にするだけでは終わらない 】

子どもの状況が良くない。 または、 不登校になる、などと具体的な状況が起こる。 こういった際に、 往々にして、まずは子ども自体の問題を解決しようと動くのが通常である。 しかし、 問題が深刻である場合、 じつは子どもの問題だけを解決しようとしても上手くいかない。 子どもの問題は環境を反映しやすく、 子どもにとって最大の環境は親である。そして、子供の問題は、親の問題を反映させることが多い。 現代においては、 母子の関係が強くなってきているため、 ことさら母親の影響は、子供に直撃してしまう。...
【 やりたいことや目標はひつよう? 】

【 やりたいことや目標はひつよう? 】

一般的に世の中では、 やりたいことを見つけようとか、 目標を持ってそれを目指そう的なところがある。 それはそれで悪くはない。 ただ、 不登校のご家庭と接していると、 よくこの”やりたいこと”がずれていたりしていて、 勉強しなければならない、 就職しなければならない、 凄くならなければならない、 他人より秀でなければならない。 やりたいこと、 というよりも、 どこか周りに示唆されたような、 レールを走らされているような感覚を感じる時があります。 そもそも、 親御さん自体にも、 自分にブレーキをかけていたり。 僕たち、...
【 心理学講座 】

【 心理学講座 】

不登校や子育てに役立つ心理学を、 身近なお母さん達と一緒に学びました。 保護者さん達のカウンセリングをしていて、 どうやったらもっと良く、 解決に向かうかなと真剣に考えた末、 自分が持っている知識やスキルを、 お渡しできれば というところに至りました。 上手く伝わったか、 本当に悩みながら行ってますが、 何とか伝わってほしいと思っています。 一回ではとてもじゃなく足りないので、 全6回くらいで基礎はやろうかなと。 ただ、 心理学は本当にコミュニケーションを向上させるには必須だと思います。 ぜひ多くの方に学んでいただき、...
『 不登校や子育てに非常にためになる認知行動療法について 』

『 不登校や子育てに非常にためになる認知行動療法について 』

認知行動療法は、 わたしの好きなカウンセリングの技法のひとつです。 ぜひ、みなさんに軽くですがご紹介したいと思います。   認知行動療法では、ストレスを感じた具体的な出来事を取り上げて、 その出来事が起きた時に 「頭の中に浮かぶ考え(認知)」、 「感じる気持ち(感情)」、 「体の反応(身体)」、 「振る舞い(行動)」、 という4つの側面に注目します。 一般的には、「認知」と「行動」が 自分の意志でコントロールしやすいものと言われています。 その反対に、「感情」や「身体」は...