カウンセリング、
というよりも私の場合、コーチング要素が強いかな。

今日、行った内容を、
そのままシェアしようと思います。

まずは、
お話しをしっかりと聴かせて頂き、

お子さんへの悩み、
自分の気持ちややってきたこと、
などを聴かせて頂きました。

そこで感じたのは、
2点。

まず、
お子さんへのコミュニケーションの違い。

あとは、
ご自身のお仕事に関する自信。

問題を解決するにあたって、
特に自分一人で考えてしまうと、
いろんなことを考えてしまいますが、

問題を解決するコツは、
課題が何かをシンプルに、明確にすること。

私の場合、
聴いてると分かるのですが、
自分の事は分かりません(笑)

やはり、
第3者と話す事で明確になるのかなと思います。

今日の方の、
課題が強いのは後者のほうの、
自分の自信と仕事との関わり方。

自分に自信がないため、
じぶんらしく楽しく生きられておらず(本人談)
仕事に関しても上手くいかない。

子育ても何とかやってきたという感じで、
そこから不登校になってしまったりと、
やはり上手くいかないな、と。

このまま年数だけ過ぎていっていて、
私は一体なにをしているんだろう、と
むなしくなってしまう。

だれも評価してくれない、
どうすれば良いか分からない。

お母さんがまず変われば子供も変わると、
どこでも言われるけど、
どうすれば良いか分からない。

というような、
切実なお悩みでした。

さらに聴いていて、
私がまず感じたのが、

挑戦した仕事と、
自分の適性が合っていない。

仕事というのは現代社会において、
とても大事だし、
自信を高めるにはとても良いものだと私は感じています。

そのうえで、
とても大事だと思うのが適正と環境。

要は、
自分に合っているか、向いているかどうか。

人が、
この職場は大きいから、安定だからと、
無理して働くと、

お金は得られるかもですが、
心が無くなってしまう。

話を戻して、

よくよく聴いていると、
すごい子どもと相性が良い。

にも拘らず、
同年代と話すのが大変だけど、
そのような仕事についてしまっている。

また、物を作る仕事をしなきゃと思っているけど、
どう聴いてても教えるのが好きそう。

つまり、
無形のものを扱う仕事に長けている。

これ、
子ども相手に教える仕事とかいいんじゃないですか?
と聞くと、

かつて、
それでうまくいった時期があったそう。
でも、子育てや就職の流れで、
忘れてしまっていたそうです。

また、
子どもの事を見過ぎる(見れる)がゆえに、
自分の子供が共依存になってしまっている状況。

つまり、
もっとたくさんの子供を相手にする仕事をすれば、
共依存も薄まり、おかあさんの自己肯定感と自信も高まる。

おかあさんと子どもは、
連動することが非常に多いので、

おかあさんが元気になっていけば、
おのずと子供たちも変わっていく。

と、
このような流れでお話しさせて頂きました。

私の経験談なども、
話させて頂きながら、
お茶とお菓子で楽しく過ごしました。

帰る際には、
とても元気になられて、
私も何よりうれしく思いました。

聴く、話す、という事も、
もちろん行いますが、

いちばんは、
気づいていく事。

今日の方は、
とても心がきれいで誠実な方。

でも、
そこを評価されたことはないし、
ずっと、見栄えのよいものにあこがれて生きてきた。

自分の中の、
見えない部分に、

そんなに自信を持って良いものがあるなんて、
気づきませんでしたと、
泣きながら仰っていました。

でも、
本当にそうだなと思ってお伝えしましたし、
それを評価してくれる人は、

きっとこの先、
いると思います。

気づくことによって、
未来が変わる、世界が変わる。

こうやって、
自信を付けて、

おかあさん、
子ども達が、
1人でも多く元気になって、

素晴らしい未来を家庭から作っていければ良いなと思っています。

そのキッカケとなれるよう、
私もたくさんのお困りの方と、
向き合っていきたいと思っています。

家庭塾のミライ
代表 西岡祐一