今回の校長会訪問につきまして、
たいへん参考にさせて頂きました方がいます。
元校長先生、
今は小田原市議現職のくわはた寿一郎さん。
学校から見た、
フリースクールの良さなど、
とても丁寧にご指導下さいました。
さすが元先生。
こういう、
まとめての伝え方が上手な方。
面倒見の良い方が議員さんだと安心ですよね☺️🙌
ぜひ皆さんにも、教育に関することを
見てもらいたいので、
内容共有させてください🙇🙏
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私は長く公立学校に勤務してきましたが、学校には「すべての子どもに公平な教育を保障する」という使命があるため、制度上できることに限界があります。時間割・授業時数・安全管理・人事配置などなど、どうしても“決まり”が先に立ってしまいがちです。
その中で、子ども一人ひとりのペースや興味を大切にすることは、現実にはなかなか難しいのが実情です。
だからこそ、フリースクールの存在には大きな意味があります。
公立学校が手の届きにくい部分を、柔軟に支えられるのがフリースクールだから⋯と思うからです。
私の考えるフリースクールの良さとして⋯
① 生活の中に学びがある
例えば、「今週は毎日が調理実習」としたとして、公立学校では時間割や衛生基準の壁があって難しいですが、フリースクールなら生活そのものを学びに変えられます。買い物・調理・分担・そして対話──そのすべてが“生きる力”を育てる学びになります。
② 社会とつながる学び
例えば、地域のお店や役所を訪ねて話を聞く、カフェを開いて人と交流する。
こうした“まちと関わる体験”は、公立学校では安全面などの理由で制限されがちです。
でもフリースクールなら、地域全体を教室として使うことができます。
子どもたちが自ら動き、発見する姿勢を自然に育てられると思います。
③ 試行錯誤を楽しむ学び
例えば、映画づくりや「失敗博覧会」なども、素晴らしい試みになると思います。
公立学校では評価や時数の制約があり、どうしても「失敗を避ける」文化になりやすいですが、
フリースクールでは「失敗してもいい」「もう一度やってみよう」と言える雰囲気があると思います。その自由さが、子どもの自信と自己肯定感を育むと思います。
④ 心を整える学び
例えば、「朝の哲学カフェ」や「沈黙の一日」など、自分の心を見つめる活動もできるといいですね。
公立学校ではなかなか時間を取れませんが、フリースクールでは安心して“立ち止まる時間”を持てます。
これは、不登校の子どもにとって特に大切な回復のプロセスになります。
⑤ 学びの多様性を支えるために
公立学校とフリースクールは、対立する存在ではなく、補い合う関係にあります。
学校で苦しんだ子が、フリースクールで元気を取り戻し、やがて再び学びへの意欲を取り戻す。
そんな循環を地域全体でつくっていけたらと私は思います。
西岡さんが、フリースクールの現場から子どもたちの声を届けてくださることは、教育全体にとってとても大きな意味があります。
どうか自信を持って頭の固い校長たちにいろいろと伝えてきてください。私も応援しています。
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くわはた寿一郎さん、
ありがとうございました☺️🙌
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