お客様ブログ(アラ還 老女の「動かすカラダ」体験記)第10回。
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どえらく間があいてしまいました。すいません。
前回の記事をサイトにアップして頂いたのが1月末のこと。
さあ、がんがん書くぞ、と思っていた矢先……(あ、すこしシモの話になります……重ねて、すいません)なんか、水便続くよなー、と思っていたら、トマト状の血便が出てしまい、びっくり。われ大腸ガンの疑いが浮上。「わたし死ぬかもしれない、まじ???」と、死が現実味を帯びて迫ってきて、ほかいろいろあって、文章を書く気持ちに、どうしてもなれませんでした。
けれども、内視鏡手術も無事終わり、怪しいポリープを切除して、一件落着。ずっと家で静かに療養していたら、なぜかあれこれ気持ちが切り替わってきて、元気になってまいりました。そりゃ、人間は生き物ですもの、いつか命はこの世から消えるのです。なにしたって、どうあっても、その時は来る。その直前まで、動けるカラダでいるぞ~っと、気持ち新たに、いざ、ブログ再開!
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さてさてさてさて、西岡先生の初回指導(2020年2月3日)から4日後の夕方(2020年2月7日)、第2回目のパーソナル・トレーニングを受ける。
最初は再び、
●壁沿い立ちの、片足上げ
かかと、おしり、肩甲骨、頭を壁にしっかりつけて、立つ。
足先はまっすぐ前、足幅は肩幅ぐらい。
(足先が外向きや内向きにならぬよう)
この状態のまま、片足を上げて、10秒。
左右1回ずつ。
はい、初回の時と同様まったくできないので、ソファの背を持たせてもらって、なんとか形だけはできた……とはいえないかもしれない。もう、ぐーらぐらで。
だが、毎日継続してやることで脳が身体の使い方を覚えて、できるようになるとのこと。「毎日継続してやる」ことが大事、と。
アイアイサーのアイウィルドゥイット(I will do it)!
で、次。
●重心を感じての、ゆっくりスクワット
正しいフォームでやること!
・足はこぶしひとつ半ほどあける(肩幅ぐらい)。
・身体の重心が土踏まずあたりにあるように、意識する。
・腕は胸にばってんになるように置く。
・おじぎをするように頭からお尻を下げていく。
・太ももと床が平行になるぐらいまで、膝を曲げる。
・膝を内側に狭めないように。
・上半身は45度ぐらい傾ける。
・顔は前を向く。
・また、頭からお尻を上げていく。
以上は、初回指導で受けた注意点だが、これにさらに加わった助言が、
・こんにちは、と頭を下げる感じで、頭から身体を下げていく。
・ゆっくり、ゆっくり動かす。
・腰を反らさないこと!
なんと、わたしは腰を反らしてスクワットしていた。お腹に力が入ってないというか……反省。
にしても、ゆっくりやることは、なかなかむずかしい。「1,2,3,4……」と、先生のかけ声にあわせて、頭・腰を下ろしていくのだが、最初からしんどい。8回目、9回目は、座り込みたくなるほど。身体のどこがしんどいのかもよくわからぬまま、しんどい。体幹を使った動きをほぼしていない証なのだろう。
(ぜぃはぁぜぃはぁ)少々の休憩の後、次。
●片足立ちの、片足回し
片足で立って、
もう片方の足を少し上げて、
ぐるっとカラダの前で回す……
片足がぐらぐらして、まともにできない……。
●片足立ち+両手水平前後
基本の片足上げをしつつ、
両手を水平に前に出して、
手の平は下にして、
立ってる足のほうの腕を前へ、
肩甲骨から動かすような気持ちで……
手足が逆になったりする。一見、簡単そうなのに……なかなか、できない。左右に身体がふーらふら。
西岡先生は、手足を同時に動かしても、身体が左右にぶれない。
安定している。すごい。
「これは足の動きと、手の動き、違うふたつの動きを同時にやるというタイプですね。一度にふたつの動きをすると、ぼけ防止になるんですよ」
なるほどーーっ。「ぼけ防止」いまのわたしに響く言葉だ。ぼけるのは、ぼけるのだけは、避けたいっ。
んだから、「毎日継続」、がんばる。
最後は、ちょっと哲学的なお話。
治療とか、リハビリとか、療養とか、鍛えるとか、健康になるための道標にはいろいろな言葉(考え方)があるが、この日、「コンディショニング」という言葉を、西岡先生から教えてもらう。
スポーツにおいてよく使われるそうだが、健康、においても、「コンディショニング=コンディションを整える」という考え方が応用できる、とのこと。
なるほど、なるほど。リハビリとか、ダイエットとか、鍛えるとかじゃなくて、「整える」かぁ~。
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