心理学やストレスのはなしをするのに

脳は必ず知っておかないといけないので、

脳のはなしをします。

 

まず、部位の説明

 

①大脳

一.大脳皮質

意欲、創造、実行をつかさどる前頭葉

前頭葉に最も特徴的な働きは、意欲、創造、実行です。大脳全体から得た情報を元に現状を認識し、未来に向けて行動をする司令塔の役割を果たしているのです。そのプロセスは、次のように5つに分けることができます。

自分の環境や状況を認識する
行動の選択肢を発見する
計画を立てて決定する
計画を実行する
結果を評価する

 

前向きな感情を司る部分です。

頭の前側が痛くなる人は、

血気盛んすぎるとか、あせりすぎとかそういう人に起きます。

あとは先のこと考え過ぎ、リスクヘッジしすぎって人もおこります。

よくわかっていない側頭葉

この子はまだほとんど解明されてません。

わかっているのは前頭葉は記憶をしないので、その補助をしてるぐらいです。

あとは海馬と連動しています。

 

海馬は前世の記憶、もっと言うと進化のずっと昔っからの情報を全て蓄積してます。

そんでもって意識次元では、他の人と連動しているとも言われています。

ここが人間の魂であるという説もあります。

人間が生まれて1年位で二足歩行できるのは、この海馬と先祖の経験の踏襲のおかげです。

海馬は記憶の最終装置で、要るものと要らないものを分けます。

要らないものをやり過ぎる、つまり脳の使い方のバランスが悪いと、

海馬にストレスが行きます。海馬はストレスにすんごい弱いです。

PTSDはこの子がやられてなる症状です。不安定になります。

精神世界的に言うと、他とつながってなくなるってことですからね。

精神世界の総本山みたいなとこですかね。

脳のバランスを直す(もちろん運動やら行動やら考え方変えたりなど色々しないと)と

快調になります。海馬を上質なものにして後世に残すのが人生の役割とも言われてます。

海馬を活性化させるには、昔話が一番です。初心に帰るとか。あとは目の運動も。

 

あるがままに後頭葉

 

視覚を司ってます。目が悪くなくても後頭葉が不調だと、

物事を正しく認識できません。ものごとの捉え方が悪い人、

あるがままを受け入れることが出来ない人(頑固者やひねくれ者)は、

この後頭葉が痛くなります。あと目が疲れてる人も。

見なくてわかる頭頂葉

 

モノの感覚を司ってます。温度とかも。認識能力ですな。

理解できないことが多いと、ココが痛くなります。

理解することをやめるか、何となく腑に落ちれば治ります。

 

二.大脳辺緑系

感情を司っています。本能とも呼べるとこです。

感情を抑えすぎるとココがストレスを感じます。

まあそのストレスはすべて海馬に丸投げされるわけですが。

うつ病などは、ココが原因で海馬が弱ってなります。

大脳辺縁系のあたりに扁桃核というのがあります。

耳のそばにある、ピーナッツみたいなやつです。

物事の快、不快をふりわけるお仕事をなされています。

なので前頭葉がどんなにいい指令を送っても、

こやつが不快にふれると、大脳辺縁系も脳幹もやる気ゼロです。

なんとかするには前頭葉を鍛えるとか活性化させるか、

大脳辺縁系を開放するかのどちらかです。

前頭葉を鍛えるには、とにかく前に向かう事を考え、冷静に探求しまくることです。

そのためには、いま、この場だけを感じるために瞑想したり、心をきれいにしたりします。

大脳辺縁系を鍛えるには、泣いて笑って楽しんで、

心で感じて行動行動、行動あるのみです。

ちなみに交感神経やら副交感神経やらは、

この扁桃核さんが支配してます。ここでスイッチがどっちかに入ります。

入ったスイッチをたどって脳幹を通って、自律神経を中心に身体全域に渡ります。

三.脳幹

自律神経系やホルモン系の働きをつかさどっており、呼吸、体温、睡眠、性機能などの中枢として、生きるための基本的な働きを担っています。爬虫類の脳(原子脳)です。

人の意志ではどうにもできないとこで、生命維持コントロールセンターみたいなとこです。

脳幹がいかれると、ほぼほぼ死んでしまいます。

自分をコントロール視床下部

体温調整や食事制限、性行動などを司る。自律神経のかたまり。他の脳機能様たちがお決めになられたことを最終決定、調整するお方です。殿様みたいなもんですな。この子が弱ると脳のコントロール不能になります。なので、意志や覚悟が弱ります。さらには自分のイメージを他の人に伝達する機能を持ちます。こいつが絶好調の時はしゃべらなくても意志が伝わったり人に響いたりします。逆に弱っているときは、人に恐れられたり、避けられたり、ろくなことを呼びません。自分が恐れとるから伝わるんですな。ちなみに視床下部の鍛え方は、恋愛(人を好きになる)、運動(動くのを楽しむ)、適切な食事制限(がまん)です。

最後に小脳

大脳からの大まかな運動指令を、より細かな筋肉の動きに調整して、体をスムーズに動かす働きをしています。平衡感覚と視覚の情報を複合的に処理して、姿勢を保つのも、小脳の働きです。
体で覚える技は繰り返し練習により、小脳と大脳基底核のネットワークを築くことで習得されます。鳥類や猫などの動物は、この小脳が特別に発達しています。

反復練習しない子は、どんなに素晴らしい理論や行動があっても大成しません。

小脳が覚えんから体が的確に動かんからね。

 

このようにして、脳が働きに働いて出てきたシグナルが身体に伝達される。

その間0.01秒位です。そして1日に5~10万個のことを考えてます。

そのシグナルはすべて脳幹を通って首の神経を通過し、

頸椎付け根にある神経コントロールセンターより、上半身各位に分かれます。

また、背骨にも太い神経が通っており、尾骨内部のコントロールセンターを

中継して、下半身各部に伝達される。

神経は脳髄液で動いており、脳髄液が足りないと栄養不足で弱っていきます。

各部の神経が弱ると、本来供給を行っていたのに、逆に細胞から搾取をし始めます。

それで、血中酸素が少なくなり、筋肉硬直、いわゆるコリになります。

脳にストレスが発生すると体の各部から搾取を行うようになります。

まとめ

結局、現代のストレスは、ほぼ脳が感じていて、

それが原因で健康不順が生じていると言っても過言ではない。