これは私の妹の経験ですが、
妹は小1から不登校。

母親がどうしても学校卒業資格は取らせたいと、
通信制高校に通わせます。

とはいえ、
ほとんど登校は無し。

さらには、
短大卒業もさせたいと入学させて、
名前だけ在籍。

卒業後も引きこもりは続き、
数年後には精神病を発症。

全ての方に該当するわけではないのですが、
果たしてこの道のりに意味はあったのだろうかと感じます。

まず感じるのが、
目的が”卒業”になっていること。

母親の面目なのか、
せめてもの愛情なのか分かりませんが、

その後に何の変化もなく、
最悪の結果を招いています。

通常の学校にも言えることかもしれませんが、

『何を目的に』

それを意識して学びに向かわないと、
なんの結果ももたらしません。

通信高校、大学とも費用は安くなかったはずです。
かけたお金と時間の投資が意味のないものになっています。

母親の愛情を否定するつもりはありません。
私も、その愛情のおかげで育ててもらいました。

ただ、
未来を見据えてその子を導く、
というのは別の能力と役割として必要なものだと思います。

何を目的として生きるのか?
どう生きたいのか?

それを感じられるような教育で、
一緒に成長していきたいなと思っています。