私の親は、
今でこそ思いますが、
子ども、の前に自分を愛せていない人達でした。

父親は、
幼少期、六男坊の農家の末っ子で生まれ、

親には労働力として使われて、
兄弟には吊るされたりしばかれたり。

親兄弟を憎み、
そこから人も妬み。

自分を愛せない人でした。

母親も、
親はエリートで自分は劣等生。

非行難行を繰り返し、
親に力があるからか、
過保護への反逆のような人生。

今も存命ですが、
自分を愛せず、

過保護の矛先となり精神が崩壊した妹と共に、
共依存の生活を未だに送っています。

あえて身内なので、
このように話しますが、

私はこの家庭で育ち、
すべての顛末を幼少期から見続け、

1人だけ違和感を感じ、
家庭に家庭を感じられず、

心の拠り所がないためか、
人を信じられず、
自分を信じられず、

当然、
学校にも行かず。

ただ強くなりたいという一心で、
外の世界に出て、
現在までに至ります。

この過程から、
一つお伝えできる事は、

親は子どもを愛せるほど、
自分が満たされた状態でしょうか?

私の生家の場合は、
とてもではありませんが、

そんな状態の人たちではありませんでした。

子どもながらに思ってたのは、
そんなに無理しなくても良いのではないか、
と常々に思っていました。

子供は親の幸せを願っています。
言わなくとも、
心から思っています。

親には見えていない部分を、
しっかりと見ています。

私としては、
楽しく笑ってくれていれば、
それで良かったのですが、

叶いませんでした。

私が叶わなかった事は、
親から頂いた学びとして、

ほかの人には、
叶うようにしたいと心から願っています。

フリースクールをしたり、
親御さんへのカウンセリングをしたり、

きっとその心からきているのだと、
自分自身感じながら、

1人でも多く、
家庭の幸せが叶うように、
願い行動し続けたいと思います。