【 厳しさはどの部分に 】

【 厳しさはどの部分に 】

よく、西岡さんは怒ることあるのですか? と聞かれる。 実は、どちらかというと、 気が短い方なのでしょっちゅう怒るのだが、 それ故に自分の中に納め、 怒らないように努めている。 ただ、 子どもに対して本気で叱ることは、 往々にある。 最近では、 鉛筆を投げたことに叱った。 不貞腐れたりしている、 とかいったわけではない。 ただ、漢字の書き取りをしていて、 間違えるたびに鉛筆を投げ飛ばし、 消す。 一回注意したのだが、 こちらを見ず、 はいはい、 といった仕草で2、3回繰り返した。 3回目に、 カミナリが落ちた。 別に、...
【 人に頼る・相談をする 】

【 人に頼る・相談をする 】

引きこもり・不登校の親御さんは、 往々にしてがんばり屋さんが多いように感じます。 前の投稿のように、 私の親もそうでした。 周りに頼ることなく、 自分で頑張らなければと やっていたように思えます。 親の姿や、 私の仕事での経験上から、 人が苦しむ理由として、 『人に言えない』 これは、 随分な苦しみを生むように思えます。 この胸に秘めた苦しみが、 どんなにがんばって笑顔を作っても、 優しい声で話しかけても、 良い結果を生み出さない、 一番の要因のような気がいたします。 心の底に、 苦しさやねたみと言った心象が現れてしまうと、...
【 引きこもる子の親 】

【 引きこもる子の親 】

私の親は、 今でこそ思いますが、 子ども、の前に自分を愛せていない人達でした。 父親は、 幼少期、六男坊の農家の末っ子で生まれ、 親には労働力として使われて、 兄弟には吊るされたりしばかれたり。 親兄弟を憎み、 そこから人も妬み。 自分を愛せない人でした。 母親も、 親はエリートで自分は劣等生。 非行難行を繰り返し、 親に力があるからか、 過保護への反逆のような人生。 今も存命ですが、 自分を愛せず、 過保護の矛先となり精神が崩壊した妹と共に、 共依存の生活を未だに送っています。 あえて身内なので、 このように話しますが、...

【 捉われた心 】

心理学ではかなり、 重要な言葉。捉われ。 ここで、 分かりやすく孔子の話をしてみる。 孔子は、 中庸 という、 もの事の間 が正しい道であると説いた人。 日本人にさも向く考え方であるが、 これは、 事なかれに間を取るといったものではない。 極と極を知り、 その間を取るべきであるという考え方です。 孔子の極に振れる実話も、 かなりぶっ飛んでいるので、 ぜひ見て欲しいのだが、 今回は分かりやすく、 ビジネス的な観点と 家庭的な観点で話そうと思う。 SNSの活用を極め、 マーケティングが命だ、 という人がいる。 かたや、...
【 中村天風さんの話 】

【 中村天風さんの話 】

日露戦争のあたりの時代、 ものすごい経験をした方がいます。 少年時代、 ケンカから殺人をしてしまい、 人に預けられ、 戦争のスパイに。 どんな逆境でも生きていけるような強さを 持っていたが、 不治の病である結核になり、 弱り果ててしまい、 医学を学び名医を探し世界を旅する。 がんばっても がんばっても良くならず、 諦めて死を迎えるため、 日本に帰国の途中、 インドの港でヨガの先生に出会う。 直感でヨガの師匠、 カリアッパーさんに呼ばれ、 インドの山奥へ。 今まで、 色んな死地を通ってきたが、 一歩踏み外せば確実に死ぬような、...
【 中村天風さんの話 】

【 親は苦しんでいないか 】

子どもに何らかの不調が出る場合、 親に課題がある場合が多い。 例えば、 親が不仲だと子供が腹痛を起こしたり熱を出したり、 病気になったり、大きなけがをしたりなどする。 これは、自分の身を挺して、 親の仲をつなごうと本能的に行っている。 いやいや、 仲は良いですよ、という方。 それは例えばの話で。 無理しすぎている場合、 挑戦から逃げている場合、 何かを我慢している場合、 などなど、 いろんなケースバイケースがある。 それを、 子どもが身を鏡にして知らせるのだが、 その子供の状態を見て、親は大丈夫かと言う。...