【 心配が問題を呼ぶ 】

【 心配が問題を呼ぶ 】

以前にも、記述したことがあるともいますが、 これは本当に大事なことなので、 また語っていきたいと思います。 お子さんが不登校・引きこもりになってしまった親御さん。 そのような状態になって、 心配してしまう。 当然だと思います。 ただ、ですね。 とても大事なことなんですけど、 そうなったから心配なのではなくて、 そもそも心配をしていた、 という可能性が大です。 心配グセと言いましょうか。 子どもからすると、 心配している=信じていない と捉えられます。 大人でも、 疑り深い人いますよね。 それ、 大丈夫? みたいな。...
【 自分が居心地が良い場所 】

【 自分が居心地が良い場所 】

人間というのは、 自分が合う場所や人、環境などを察知するセンサーのようなものが、 自然と付いているような気がする。 わたしも先日、 あまり合わないなという場所に行ったのだが、 案の定、その後、非常に疲れてしまった。 行く前から、 行きたくないなとすごく思っていたのですが、 面目上、行かないとならず的な感じで。 このケースは、 学校に行きたくないのに行く、 というのと非常に似ている気がする。 大人になると、 このセンサーは鈍くなるか、 ごまかすかしているように感じる。 お金のために、 仕事のために、 みんながやってるから、...
【 1次感情は何か? 】

【 1次感情は何か? 】

そもそも、1次感情とは何か? 目に見える部分で、落ち込んでいたり、 怒っていたり。 人間の感情は、 様々なものを表出しています。 ただ、 その部分は2次感情と呼ばれるもので、 本当の根幹とはなりません。 ペルソナという仮面をかぶって行う、 対人向けのつくりあげた人格は3次感情です。 1次感情は、 そもそも親や誰か(ほぼ親だが)に付けられた傷を、 ぐっと我慢した際に隠すようになった感情です。 だから、 本人も分かりません。 傷を付けた親も、 その親にされていて、気づかないまま 代々受け継いでしまいます。 人の話をしっかりと聴く、...
【 認知行動療法 】

【 認知行動療法 】

こちら、なかなか聞きなれない言葉だと思います。 わたしが、 カウンセリングをする際に一番重要だと思っている技法です。 単純に、 認知・認識を変えれば、 行動が変わり、 結果が変わってくる、 という手法で、 まずは、 認知・認識を変えようという話です。 しかしながら、 この、認知を変える、 と言うのが非常に難しい。 認知と言うのは、 平素、考える習慣、 です。 別名、 『捉え方』と言います。 よく、 ポジティブ、ネガティブとありますが、 それも、これです。 例えば、 誰かから指摘を受けたとします。 それを、 こんちくしょうが、...
【 親を変えるか子を変えるか 】

【 親を変えるか子を変えるか 】

不登校や引きこもりなど、 こどもに問題が起きているとします。   その際、 こどもを何とかしようと、   精神科のカウンセリングに連れて行ったり、 学校の先生に相談したり、 フリースクールに預けたり、   といろんな方法を模索すると思います。   しかしながら、 こどもに焦点を当てて行動しているだけでこの問題が解決するかと言うと、   わたしは、しない、と思います。   長らく経営の相談サポートをしていて、 経営状況が悪化している組織を変えていく際に、  ...
【なぜフリースクールをするか?】

【なぜフリースクールをするか?】

自分自身が不登校だったという経験から、 子ども達や親御さんたちを救ってあげたい、   それも、もちろんあります。   ただ、 今まで仕事においても、 子ども達への教育においても総じて感じることがあり、   それが、 『自信がない人が多い』   という事だ。   親御さんも、 よくよく話を聴いていると、 自分に自信がないという。   でも、 だって、 どうせ、   このような言葉を、 よく聞いてしまう。   子ども達も、 だんだん大人になるにつれて、...